肝臓が疲れると‘下半身’はどうなる?


上半身は神経経由で不調が発生していたのに対して、下半身はこの「血流」(詳しくは「肝臓疲れはどのように全身に伝わるか?」をご覧下さい)が主な原因となります。

 

お腹の中の血流が悪く、長年うっ血状態が続いた場合、腰の筋肉をお腹の中から硬くします。そのことで、腰の背骨(腰椎)の自然なカーブが崩れ、真っ直ぐに伸び切ってしまったり、逆にカーブがきつくなり過ぎたりして、腰痛のベースを作り上げていきます。

(腹部全体のうっ血により腰部が緊張)

 

また、肝臓自体のうっ血による重さや、体が無意識にとる、肝臓を楽にさせようとする姿勢により上体が右に傾き、それを左腰で踏ん張ることがベースになる場合もあります。

(うっ血した肝臓による左右バランスの乱れ)

 

さらに、背骨の間からも各臓器に神経が伸びていますので、お腹のうっ血で腸や子宮、卵巣などが緊張し続けると、その神経経由で背骨周りの筋肉や靱帯も巻き込んで緊張させ、腰痛のベースができていきます。

(腹部全体のうっ血により腹部内臓器が緊張し、腰部も緊張。ここでは卵巣を例に)

 


 

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