肝臓の疲れをとる方法(2)『整体』


整体というと「体や背骨の歪みを真っ直ぐにする」というイメージが強いと思いますが、これまでお話しした通 り、体を歪ませた原因が肝臓などお腹の中にあるのなら、それを元気にすることで体の歪みを体の中からもとに戻そうという考えの整体もあるのです。また不摂生が長く続いた結果 の不調の場合などは、お腹の中からの歪みが外に強く固着し、整体でないと補い切れない面 もあります。

肝臓の長年の疲れが体の歪みとして外に現れてきたとき、中から外に肝臓疲れが伝わってきたルートを逆にたどり、外の歪みを整えることで中の肝臓を始めとした臓器を整えることもできます。単に表面 だけを整えるイメージではなく、それぞれに応じた角度や張力、間を取ることでそれが可能となります。

そのひとつに私の取り組んでいる整体「身体均整法」もあるわけですが、内臓の慢性的な疲れから体に歪みが現れてきた方々には、施術によって内臓の緊張を解き、いったんはバランスのよい体にお戻しした後、その方のこれまでのどのような生活習慣の偏りが現在の歪みを作ってきたのかを、現代の整体の役目として、とりあえずはお話しする必要があります。そして、できることなら、その改善もお願いしたいというのが正直な気持ちです。

かといって、毎日ハードな仕事に追われて帰宅がどうしても遅くなる方に、「あなたの歪みは夜遅い時間の食事から来ていますから、食事は早めにとって下さいね。お大事に。」とだけ伝えてお返しするのでは、転職でもしない限り、現実的に何の解決にもなりません。 でも心配しないで下さい。

整体に100%任せきりで、自分では何の努力もしないでいいかというと、そうはいきませんが(毎日来院され施術を受けられるのでしたら何とかなるかもしれませんが、それはそれで現実的ではありませんよね)、理想の生活習慣を100%とすると、その70%を実行できる方は残りの30%、50%を実行できる方は残りの50%なら整体で補うことができます

「朝日とともに起き、よく働いて体を動かし、その土地で採れたものを食べ、日が沈むとともに眠りに就く」昔の人々の、このような自然とともにある生活をひとつの理想として頭に置き、現代に生きる我々が実践できない、あるいは足りないところを整体で補いつつ、健康な体調を維持し、毎日のハードな仕事や複雑な人間関係を元気に乗り切っていく、そんなイメージを描いていただければと思います。

ポイントは、内臓、特に肝臓と体の歪みのつながりをきちんと見立てられる整体選びです。そのひとつとして、身体均整法の名を覚えていただければ幸いです。

 

©2001〜2019 - 快風身体均整院